2008年2月 7日 (木)

夜のピクニック

「夜のピクニック」(評価:★★★★)

24時間80キロをただ歩くという高校行事の「歩行祭」が舞台。原作(恩田陸)を読んだことがあり、期待して観た。ラスト30分は秀逸。これだけで観る価値がある。胸がワクワクして切なくて今この瞬間がとても大事だということが伝わってくる。

ただ、それだけに蛇足と思えるようなアニメや妄想シーンが残念だった。シリアスな部分だけで良かったのに。これで★一つ減点。

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2008年2月 2日 (土)

天然コケッコー

「天然コケッコー」(評価:★★★★)

気持ちが落ち着かないのでゾンビもテロリストも出てこないようなほのぼの映画を観ようと思い、借りてきた。監督は「リンダリンダリンダ」の山下敦弘。

結論。爽やかに鬱にさせてくれてありがとう。

中学生の不器用部分や悪気はないんだけど余計な一言を発したために自己嫌悪に陥るところなんて、「あるある」とうなずいてしまう。

主人公を夏帆という女の子が演じているのだが普通っぽくてよい。普通っぽいんだけどたぶん美少女の部類に入ると思われる。方言を話すところなんてとてもかわいらしい。この映画で初めて知ったけど、どちらかというと長沢まさみや広末涼子と同じ系統かなあ。

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2008年1月26日 (土)

28日後

「28日後」(評価:★★★)(ホラー好きはもう一つ★をプラス)

監督は「トレインスポッテッティング」を撮ったダニー・ボイル。

動物愛護団体の連中がある施設に忍び込んで危険なウイルスにかかっている動物たちを無理やり解放させたのはいいが、自分たちが咬まれて感染者となる。こういう皮肉っぽいところが英国人監督っぽい。

物語は、ジムという男を中心に展開する。怪我で病院に担ぎ込まれたジムが目を覚ましたところ、病院には誰もいない。街に出ても人っ子一人いなくてしかもクルマが横転しているなど荒らされている様子。ここらへんは「バイオハザードⅡ アポカリプス」(2004年)に似ているが、「28日後」は2002年に製作されている。

感染者の襲撃は従来のゾンビ映画の比ではない。めちゃくちゃ動きが速すぎ。しかも感染から発症の速度も速くて先ほど味方だった人間がすぐに襲いかかってくる。後半に軍隊の生き残りが出てくるのだが、ここからがこの映画の真骨頂。感染者よりも怖い人間の内面を描いている。ただ、従来のゾンビ映画と違って非常に地味。最新型の武器でゾンビと戦うシーンはあまりない。

感染者にびびり、人間にもびびり、ホラーが苦手な人は観ると後悔する。俺は観て憂鬱になった。

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2008年1月16日 (水)

アイ・アム・レジェンド

Iamlegend

(評価:★★★★)

アネキに「アイアムレジェンド面白いよ感動するよ犬も出てくるよ」と勧められて観にいったのだが……。

完全にだまされた。

犬が出てきて感動する「マリと子犬の物語」とは違い、怖すぎだろこれ。ただ映画自体、なかなかいい出来なんじゃないか。大都市に主人公一人しかいないという設定が面白く、時間が経つにつれていろんなことが分かってきて全然飽きさせない。終始、自分だったらこうするなと感情移入していた。

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2007年12月14日 (金)

らき☆すた

(評価:★★★★★)

食わず嫌いでずっと見ていなかったのだが体調を崩したときに暇つぶしで鑑賞したところ、ハマッた。何日もかけて全話見てしまった。

アニメの絵や動きそのものは大したことがないのだが、セリフや間の取り方がツボにはまる。どうでもいいことを無目的に話すのが贅沢な無駄遣いな感じがして非常にいい! ただ、本編の後にやる「らっきーちゃんねる」とエンディングがどうしようもない出来で面白くも何ともない。

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2007年11月29日 (木)

ディスタービア

Disturbia

(評価:★★★★)

教師をぶん殴って自宅監禁の罪になり、自宅から半径30メートルを超えると警察に通報される機械を足首につけさせられた。初めはゲームやネットで暇つぶしをしていたがそれも親に止めさせられてついには近所ののぞきを趣味とするようになった。

都合の良いことに、となりにかわいい女の子が引っ越してきて彼女の私生活をのぞきまくる。この変態行為にもかかわらず、彼女と仲良くなるというあり得ないストーリーが展開し、さらにはその子と一緒にのぞき行為をしたあげく、近所に殺人犯がいることを知ってしまう。

そして、最後の殺人犯との戦いに俺はびびってしまうわけだが。

この映画を観て、村上龍の小説「最後の家族」を思い出した。この小説は本物の“ひきこもり”の話なんだがこのヒキも望遠カメラで近所をのぞいているうちに近所の若奥さんがドメスティック・バイオレンスにあっていることを知って、どうにかしようと思うのだが結局どうにもならず。

映画と小説という手法の違いはあるが、前者はエンターティメントに徹し後者はリアリティに徹している。

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2007年11月15日 (木)

クワイエットルームにようこそ

Quietroom

(評価:★★★★)

松尾スズキが脚本・監督を担当している。松尾スズキというとどっちが名前でどっちが名字か迷うところが気にくわない。昔、深夜のBSで彼が主宰する大人計画の舞台を観たことがあったがかなり下品だった。差別ネタも多い。松尾はそういうことを意図的にやっている。

それを道徳的に批判するつもりは全くないんだが、観ていて居心地の悪さを感じる。ハリウッド的な感動と快感を求める俺には正直つらいものがある。だから、松尾スズキは気にくわない。

しかし、松尾のことは気にくわないのだけれど気になる存在なのである。ブックオフなどで百円で投げ売りされている彼の本を買って読んでみて、「ああ、やっぱりこいつ気にくわないや」とつぶやいてみたりする。その本によると、松尾スズキは何年間も同棲していた彼女からドメスティックバイオレンスを受け続け、彼女が隠し持っていた包丁を何度も捨てたことがあるという。

その経験が活かされたのかどうなのかわからないが、映画「クワイエットルームにようこそ」は精神科の閉鎖病棟が舞台である。松尾スズキらしい下品さと勢いで作られた映画なのではあるが、舞台より居心地の悪さは感じなかった。「こいつ、大衆向けに濃度を下げてやがる!」とちょっと思った。それはそれで気にくわないのである。

しかし、内田有紀の好演もあって楽しく観られたことも事実である(彼女を映像で見たのは5、6年ぶりだが全然変わってねー!)。

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2007年11月13日 (火)

ハゲタカ

(評価:★★★★★)

評判がかなり高かったのでNHKで再放送されていたときに見てみた。民放のチャラいドラマに比べると質が高い。最後、大団円なのはやっぱりドラマと感じさせるが。

大森南朋ーメガネをかけているときのハゲタカモードとはずしているときのいい人モードの違いが面白い。

柴田恭兵ーいつもつらそうな顔なので自信満々のエリート像とは違う。古き良き日本の企業を守りつつも新しく日本の企業も変わらなければというはざまで苦悩しているからか。

松田龍平ーこのドラマを見て評価が変わった。けっこういい役者だ。体が少しひょろひょろなところは気になったが。

栗山千明ー年齢のわりに大人びたその顔立ちとすらっとしたスタイルで知的な役はよく似合う。

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2007年11月 5日 (月)

バイオハザードⅢ

Bio

(評価:★★★★)

ヒロインのアリスが超人的な力を持っているのでゾンビがそれほど怖くない。その意味ではゾンビ映画として評価したら最低かもしれない(近年でのゾンビ映画の最高峰は個人的に『ドーン・オブ・ザ・デッド』だと思っている)。

Tウィルスが世界中に蔓延していたり、なぜか数年で砂漠化が進んでいたり、高速ゾンビが出てきたり(『ドーン・オブ・ザ・デッド』でも出てきたけどやっぱりゾンビはのろまじゃないと)、と納得が出来ないことは多々あるがそんなもの無視すれば、気晴らしに見るぶんには十分な出来。

映画のラストを見ると続編があってもおかしくないような終わり方。もしかしたら舞台は日本か?(映画を観るとその理由が分かる)

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2007年10月 3日 (水)

カイジ

Kaiji_3

アニメ版のカイジが放送された! ざわ…ざわざわ……

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